2025年2月8日のNHK「探検ファクトリー」では有田のみかん工場が特集されます。みかんと言えば有田、三ケ日、など有名どころは何か所もありますね。子供も大好きなみかん、どのようなみかんがおいしいのか、どんな効果があるのか調べてみました。
おいしいみかんの定義
冬になると食べたくなるみかん。口に入れると甘いけど酸っぱい、シュワーっとしたあの味が何度も食べたくなりますね。
さて、おいしいみかんってどういうものなのでしょうか。
JAみっかび様のHPを参考にすると
甘いみかんとは糖度と酸度のバランスが取れているみかんのことです。
JAみっかび公式オンラインショップ
つまり、ただ、甘いだけでもなく、やはり酸っぱさがあるから甘さが引き立つということでしょうか。その絶妙なバランスで“おいしいみかん”と定義づけられるということがわかりました。
みかんの栄養効果
みかんは実はもちろん、皮も活用できる万能な食べ物です。みかんにはビタミンCが多く含まれています。またみかんの実が詰まっている袋やすじにも多くの栄養が含まれているのです。
ビタミンCといえば、風邪予防や美肌など様々な効果があると聞きます。ぜひ、この冬はみかんをたくさん食べて、風邪予防に努めたいと思いました。
みかんのおすすめ産地はどこ?
日本のみかんは中国渡来のかんきつ類から偶然うまれた日本独自の品種だそうです。日本を代表するこのみかんは「温州みかん」と呼ばれています(参考文献:高橋書店「からだにおいしい野菜の便利帳」板木利隆監修)。
ということで日本の各地で生産されていますが、農林水産省のデータだと、令和5年度のみかんの収穫量の1位は和歌山県(21%)、2位が愛媛県(16%)、3位が静岡県(15%)、4位が熊本県(12%)、5位が長崎県(6%)だそうです(参考:令和5年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量:農林水産省)
よく聞く有名どころが上位にランクインしています。失礼ながら、長崎県が有名どころであったことは、あまり知りませんでした。ですが、確かにスーパーで以前「西海みかん」という名称を見たことがあるので、「みかんと言えば…」と言われるとぱっと思い浮かびませんでしたが、長崎県のみかんも全国に流通しております。
余談ではありますが、冬の時期ではないときに、子供に「みかんが食べたい」と言われてスーパーで缶詰でも買おうかなと思っていると、「マーコット」という品種で「みかんに似ている…」といったキャッチコピーがあったので試しに買ってみた記憶があります。確かに甘味もあり、皮も薄く、子供に食べさせるにも酸っぱすぎずに食べやすかったです。
みかんは産地もいろいろありますが、結局は、産地よりも品種によって味が違います。そして、人によって味の好みも違いますから、いろいろ食べ比べて、自分が好きなみかんの産地や種類を見つけてみて下さいね。
まとめ
日本のみかんの生産量日本一は和歌山県です。和歌山県で有名なみかんと言えば有田みかん。「ありだ」と読みます。他にも全国各地に有名なみかんの生産地があります。また、みかんの品種に似たかんきつ類もあるので、ぜひ、自分好みの味のみかんの生産地や品種を見つけてみて下さいね。